
不動産を現金化する方法は?現金化にかかる期間について解説

不動産を現金化するには、いくつかの選択肢があります。
どの方法を選ぶかによって、現金化にかかる期間が異なるほか、手放した不動産に住み続けられる方法もあるでしょう。
今回は、不動産を現金化する方法や現金化にかかる期間、手放した不動産に住み続ける方法について解説します。
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不動産を現金化する方法

不動産を手放して現金化する方法には、いくつかの種類が存在します。
一般的には、仲介による売却や買取が選択されるほか、リースバックやリバースモーゲージなどの方法も可能です。
不動産の売却や買取による現金化
不動産を現金化する方法で一般的なのは、仲介による売却や不動産会社による買取です。
仲介による売却では、不動産会社に買主の募集や買主との交渉を仲介してもらい、売買契約を結んで不動産を売却します。
不動産会社による買取は、不動産会社が直接該当の不動産を買い取るサービスです。
売却と比べると買取は価格が落ちやすいものの、比較的素早い現金化が期待できます。
不動産のリースバックによる現金化
リースバックは、不動産を売却してから賃貸物件として借り、そのまま住み続ける現金化の方法です。
買主側は、購入した物件を賃貸物件として運用するため、投資用物件のつもりで買われる傾向にあります。
したがって、自分が住むのをやめたあとも、投資用物件として活用できる魅力がない物件でないと、売却が難しいこともあるでしょう。
売主としては、不動産を売却したあとも、引っ越しの手間が発生しないなどのメリットがあります。
一方で、賃貸物件として不動産を借り続けるのであれば、現金化のあとも家賃を支払い続ける必要がある点には注意が必要です。
不動産のリバースモーゲージによる現金化
リバースモーゲージは、不動産を担保にお金を借りる現金化の方法です。
金融機関からお金を借りるときに不動産を担保にするため、自分が生きている間は不動産の所有権は自分にあります。
そして、自分が亡くなると、担保に入れていた不動産の所有権が金融機関に移り、不動産が売却されて債務が返済される仕組みです。
そのため、年金だけでは生活が厳しい、高齢者の老後資金づくりに利用される傾向にあります。
リバースモーゲージでは、不動産の価値に応じて融資限度額が決められており、評価額の40%程度に留まる傾向があるため、注意しましょう。
さらに、返済には借りた金額だけでなく、金利分の支払いも必要になります。
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不動産の現金化にかかる期間

不動産の現金化にかかる期間は、どの方法を用いて現金化をおこなったかによって変動します。
現金化にかかる期間がとくに短いのは買取であり、逆に長引く可能性があるのは売却です。
ただし、期間以外にも方法ごとに一長一短があるため、何を優先したいかによって選び分ける必要があるでしょう。
不動産の現金化にかかる期間が短いのは買取
不動産の現金化にかかる期間が短いのは、不動産会社による直接の買取です。
買取では、不動産会社による査定のあとすぐに売買契約が結ばれるため、早い段階で現金化できます。
一般的な売却では、査定のあと不動産会社と媒介契約を結び、内覧などによって買主を探す期間を設けなければなりません。
そのため、買主がすでに不動産会社に決まっており、査定後すぐに契約を結べる買取のほうが早く現金化を済ませられます。
買取であれば、短くて1週間、長くても1か月以内に契約を結んで不動産を引き渡せるでしょう。
なお、リースバックやリバースモーゲージでも売主を探す必要がないため、比較的早めの現金化が可能です。
一方で、買取をはじめとする方法では、不動産を手放して得られる金額が売却よりも低いデメリットが存在します。
価格をとるのであれば売却がおすすめ
不動産の買取では素早い現金化が期待できますが、その一方で得られる価格が下がってしまう可能性があります。
一般的な売却であれば、その不動産の相場どおりの価格で売却できる可能性が高いです。
ただし、一般的な売却では売却期間が長引きやすく、最低でも3か月はかかる傾向にあります。
また、買取とは異なり、不動産会社の仲介による売却になるため、仲介手数料が発生する点にも注意が必要です。
必ずしも相場価格で売却できるとは限らず、不動産の条件や売却のタイミングによっては、なかなか売れないこともあります。
不動産が売れないときは値下げをおこなう必要があり、結局買取と変わらない価格になってしまう可能性もあるため、しっかり売却できそうかをチェックしておく必要があるでしょう。
買取がおすすめなケース
不動産会社による買取がおすすめなのは、さまざまな事情により、早めの現金化が望まれるケースです。
たとえば、急な転勤や転職で住宅を住み替える必要があり、新居の購入費用を捻出したいケースが当てはまります。
また、離婚による財産分与や、相続による遺産分割のために不動産を手放したいときにもおすすめです。
さらに、借金の返済のためにまとまった金額を用意しなければならず、返済期限が迫っているときにも買取が役立ちます。
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不動産を現金化したあとも住み続けるには

不動産を現金化したあとも、引っ越すことなく同じ物件に住み続けるには、リースバックの利用がおすすめです。
リースバックでは、不動産を売却した相手と賃貸借契約を結び、賃貸物件として借りることによって住み続ける方法になります。
そのため、リースバックを利用すれば不動産を活用してまとまった現金を確保でき、引っ越すことなく同じ物件に住み続けることが可能です。
リースバックのメリット
リースバックの大きなメリットは、引っ越すことなく同じ物件に住み続けることが可能な点ですが、ほかにもいくつかのメリットがあります。
その1つが、契約内容次第では、売却した不動産の買戻しが可能な点です。
契約書に定める期間内に必要な金額を用意できれば、該当の不動産を買戻して所有権を取り戻せます。
また、リースバックでは事業者に速やかに不動産が買い取られ、周囲に不動産の売却が知られにくいでしょう。
早めに現金化でき、周囲に売却を知られにくいだけでなく、不動産から引っ越す必要がないうえに、状況に応じて買戻せる可能性があるのがメリットです。
リースバックのデメリット
いくつかのメリットが見込めるリースバックですが、売主に有利な条件ばかりではありません。
リースバックで得られる現金は、一般的な不動産売却の相場と比べると、低くなる傾向にあります。
また、賃貸物件として借りるからには家賃を支払う必要があり、住み続けるほど支払いがかさむ可能性もあるでしょう。
さらに、リースバックでその物件を賃貸物件として借りると、家賃が一般的な相場よりも高く設定される可能性があります。
加えて、リースバックの契約を結ぶときは、賃貸借契約の形態にも気を付けなければなりません。
契約形態が普通借家契約であれば、契約を更新し続ける限りはその不動産に住んでいられます。
一方で、定期借家契約になると契約期間が満了すると同時に契約が終了し、更新がありません。
そのため、新居を探してもとの住居を引き払わなければならず、いつまでもその物件に住み続けられない可能性があります。
売却した不動産を買戻せる期間も決まっていることがあり、期間を過ぎるとその不動産を買戻せなくなる点にも注意が必要です。
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まとめ
不動産を現金化する方法には、売却や買取、リースバック、リバースモーゲージなどがあります。
現金化にかかる期間を重視するのであれば不動産会社による買取、価格を重視するのであれば売却がおすすめです。
不動産を手放したあとも住み続けたいのであれば、リースバックを選択すると良いでしょう。
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株式会社ジョイライフ
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