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3階建ての家が売却しにくいとされる理由とは?売却時のポイントも解説!

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3階建ての家が売却しにくいとされる理由とは?売却時のポイントも解説!

3階建ての家が売却しにくいとされる理由とは?売却時のポイントも解説!

3階建ての住宅は眺望や採光を得やすいといったメリットがある一方でデメリットも存在します。
デメリットの一つとして挙げられるのが、買い替えが必要になった時に売却がしにくいことです。
3階建ての家の売却を検討している方は、売却を成功させるためのポイントを理解しておきましょう。
今回は3階建ての家が売却しにくいとされる理由と、スムーズに売却するコツについて解説します。

売却前に知っておきたい!3階建ての家の特徴

売却前に知っておきたい!3階建ての家の特徴

3階建ての住宅には、平家や2階建ての住宅とは異なる特徴があります。
買主へのアピールポイントとして活用するためにも、3階建ての家の特徴を理解しておきましょう。

駅近くに立地していることが多い

3階建ての家は、郊外の閑静な住宅地よりも駅の近くに立地していることが多いです。
これには、地域ごとに建築できる建物の種類や大きさを定めた「用途地域」が関係しています。
用途地域は全部で13種類ありますが、主に住居系・商業系・工業系の3種類に大別され、一般的に駅周辺は商業系に該当します。
商業系の地域は、ほかの用途地域に比べて建物を建設する際の規制が緩やで、3階建ての住宅を建築しやすい環境です。
一方で住居系の地域は住環境が優先され、なかでも「第一種低層住居専用地域」には厳しい制限がかけられています。
第一種低層住居専用地域は主に低層住宅が立ち並ぶ地域で、3階建ての住宅を建てるのはそう簡単ではありません。
このような理由から、3階建ての家は閑静な住宅街よりも駅周辺に立地していることが多い傾向にあります。

狭小地でも延床面積を広く取れる

3階建ての家は狭い土地であっても、床面積を広く取れることが大きな特徴です。
家を建てる際は、建ぺい率や容積率の基準を満たさなければなりません。
建ぺい率とは敷地面積に対して建てられる家の面積の割合、容積率は敷地面積に対する延床面積の割合です。
たとえば、50㎡の土地の建ぺい率が80%の場合、2階建ての家だと「50㎡×80%×2階分=80㎡」の広さの家しか建てられません。
3階建てにすると、あと40㎡増やせるので、120㎡の延床面積の住宅を建築できるようになります。
実は、この建ぺい率や容積率も用途地域に関係しており、住居系の地域よりも商業系の地域のほうが高い傾向にあります。

高さを活かした生活ができる

3階建ての家ならではの特徴として、建物の高さを活かした生活が実現できる点も挙げられます。
たとえば屋上にテラスをつくれば、天体望遠鏡を設置して天体観測したり、家族でバーベキューを楽しんだりできます。
3階建ての屋上なら日差しを十分に確保できるため、洗濯物や布団を干すスペースとしても活用しやすいでしょう。
また狭い土地であっても、階段の上り下りが苦にならない子世帯が上の階に住み、下の階に親世帯が住むといった2世帯住宅を建築することも可能です。
このように3階建て住宅には、家族構成やライフスタイルを考慮して各階の使用用途を自由に決められるといった特徴があります。

3階建ての住宅が売却しにくいとされる理由

3階建ての住宅が売却しにくいとされる理由

冒頭でも触れたように、3階建ての住宅は平家や2階建て住宅に比べて売却しにくい傾向にあります。
対策を練ってスムーズな売却に繋げられるよう、3階建ての住宅が売却しにくいとされる理由を把握しておきましょう。

階段の上り下りが負担になる

平家や2階建ての住宅に比べると、当然ながら3階建てのほうが階段を上り下りする回数は多くなります。
たとえば1階をLDK、2階を洋室、3階を寝室としている場合、最低でも1日2回以上は階段を上り下りしなければなりません。
小さな子どもや高齢者からすると階段の上り下りは大きな負担となり、転倒による怪我など危険を伴うこともあります。
若い夫婦であっても、将来子どもが生まれたときのことを考えて購入を見送る方も少なくありません。
平家や2階建ての住宅に比べるとターゲットの幅が狭くなることから、3階建ての家は売却しにくいとされています。

耐震性が懸念される

3階建ての家は敷地の設置面積に対して高さがあり、地震の影響を心配する方も多いようです。
とくに日本は地震が多いので、住宅購入時に耐震性を気にする方も少なくありません。
3階建てだからといって耐震性が低いということはなく、耐震等級2・3の住宅を建てることで地震に強い住まいにすることが可能です。
しかし2階建ての家より3階建ての家のほうが地震に弱いと考えてしまう方も多く、売却しにくい理由の1つとなっています。

メンテナンス費用がかかる

3階建ての家は、平屋や2階建てであれば不要な作業が必要となるため、メンテナンス費用が高くなりがちです。
たとえば屋根や外壁を修繕する際に、3階建ての住宅はほかの家よりも足場を高く組まなければなりません。
その分手間や時間がかかるため、人件費が上乗せされてメンテナンス費用が高くなってしまいます。
またリフォーム費用も高くなりやすいことから、そもそも3階建ては候補に入れていないという方もいるようです。

3階建ての家をスムーズに売却するポイントとは

3階建ての家をスムーズに売却するポイントとは

3階建ての家をスムーズに売却するには、マイナス面をカバーすることが大切です。
ここからは、3階建ての家をより好条件で売却するためのポイントを解説します。

エレベーターや昇降機を設置する

階段の移動による負担を軽減するために、エレベーターや昇降機を設置する方法があります。
このような設備があれば、高齢者や小さな子どもがいるご家庭も購入を前向きに検討してくれるかもしれません。
ターゲットの幅が広がれば、不動産をスムーズに売却できる可能性が高まります。
ただし設備の設置にはコストがかかるため、費用対効果を考慮したうえで判断するようにしましょう。

耐震診断を実施する

耐震性の懸念により購入を躊躇してしまう方の不安を解消するには、耐震診断を実施するのがおすすめです。
耐震診断とは、既存の建築物の構造的強度を調べ、想定される地震に対する安全性、受ける被害の程度を判断することです。
費用はかかりますが、建物の耐震性に関する不安を解消できれば、買主も安心して購入に踏み切れるでしょう。

事業用の物件として売り出す

駅の近くなど立地の良い場所に建っている場合は、民泊や店舗など事業用として売り出す方法もあります。
居住用に限らず事業用として販売すれば、ターゲットの幅が広がり、成約に繋がる可能性が高まるでしょう。
ただし物件を事業用として売り出す際は、駐車場の確保が必要です。
とくに3階建ては敷地が狭く、十分な駐車スペースを確保できないというケースも多いかと思います。
そのような場合は、近隣で月極駐車場を探して案内するなど、売却に繋げるための工夫が必要でしょう。

買取も視野に入れておく

仲介で売り出してもなかなか買主が見つからない場合は、不動産会社による買取を利用する方法もあります。
買取とは不動産会社が直接物件を買い取ることで、3階建てのように売却が難しいとされる物件でも買い取れる可能性があります。
また仲介のように個人の買主を探す必要がないため、不動産会社が提示する条件に納得できればすぐ現金化することが可能です。
仲介での売却に比べると買取価格は低くなりますが、不動産を早く手放したい方は買取も視野に入れておくと良いでしょう。

まとめ

3階建ての住宅は、階段が多いため移動に負担がかかることや、耐震性の不安などが原因で売却しにくいとされています。
スムーズな売却を目指すには、3階建てのマイナス面をカバーしつつ、プラス面を積極的にアピールすることが大切です。
売却前に耐震診断をおこなって買主の不安を解消する、事業用として売り出してターゲットの幅を広げるなどして成約に繋げましょう。


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